東京同窓会

2024年06月27日(木) 投稿者: 宮崎 晋吾 (住高30期)

『第67回 住中・住高東京同窓会 総会報告』

 2024年6月8日(土)、第67回住中・住高東京同窓会定時総会が都市センターホテル(東京都千代田区平河町)5階オリオンで開催されました。当日は晴天、汗ばむくらいの陽気でしたが、高4期から高51期まで80名の同窓生が集まりました。

 最初は水口会長(高20期)からの開会の挨拶。冒頭、今年の元旦に発生した能登半島地震の被害者の方へのお見舞いの言葉があり、さらに昨年大阪の同窓会に出席された際、MBS毎日放送アナウンサーの松井愛氏(高41期)の講演に感銘を受けて、その場で来年の東京同窓会での講演を依頼した結果、ご快諾いただけたと言うエピソードを話されました。そして、2016年の就任以来、8年間の会長在任中の一番の思い出は、コロナ禍を乗り越えて一昨年に百周年記念行事を大阪・東京をつないで盛大に同時開催できたことであり、今回総会で退任されることと、岡本暁氏(高33期)が新会長に就任される旨を発表されました。岡本新会長より就任の挨拶の後、サプライズで水口会長への花束贈呈もあって、新旧両会長へ労いと期待の拍手が起こりました。

 会計報告・予算案が拍手で承認された後、母校の中山校長先生からは、2024年度、住高が第4期目の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に選ばれたこと、スクールライフとして学力向上への取り組みや、同窓会の支援によるケンブリッジ派遣など生徒の海外研修の様子等のご報告がありました。続いては、大阪本部の八尾新同窓会会長(高21期)から、大学院在学中に数学科の堀部先生から母校の非常勤講師の誘いを受け、実際に教壇に立ってみると、生徒との交流を通じて、これが天職と感じて教師の道に進むことになったことや、百周年事業の思い出を話されるとともに、東京・大阪両同窓会の緊密な連携と、同窓会への若い世代の更なる参加を呼びかけられました。

 懇親会は、米寿になられた東京同窓会5代目会長の井谷氏(高7期)の、国際感覚に優れた高橋是清的な人材を育ててほしい、と言う激励を伴った乾杯の音頭でスタート。この後はビュッフェ形式の食事をいただきながら、同窓生同士、あちこちのテーブルで会話が弾みました。

 そして、水口会長の挨拶にもあった通り、松井氏の講演が始まりました。「アナウンサー人生30余年の「喜怒“愛”楽」」というテーマで、最初は冠番組「松井愛のすこ~し愛して」の紹介、住高時代「自由」には「責任」が伴うと言う考えを培ったこと、阪和線の「開かずの踏切」に苦戦した通学、ラジオ番組「ヤングタウン」を担当した時、住高出身のタレントたちに助けられたこと、アナウンスの師匠である角淳一氏のこと、大学時代に今宮戎神社の「ミス福娘」に選ばれたこと、アナウンサーに応募するも当初は不採用だったが、内定辞退が出て、晴れてアナウンサーとして採用されたこと、病気で番組を休んだ時も、現場が「待っている」と温かく接してくれたことなど、巧みな話術とユーモアを交えて話されました。

 卒業記念期への記念品贈呈は、対象期のうち、ご出席者のあった50周年(高26期)、還暦年(高35期)に対して行われました。

 最後は恒例の住中校歌、住高四季、住高生徒歌の合唱で、盛会の内に幕を下ろすことができました。

 また、今回の総会ご出席の方へのお土産として、山村彰氏(高36期)が取締役を務められている株式会社アルテム様よりフライパンシート、和風柄お弁当カップ、抗菌シートにもなっているタレパックのご提供をいただきました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。

 総会後の2次会も、今回60名程が参加し盛大に実施いたしました。今回も多くの皆さまにご参加いただき、幹事一同心より感謝申し上げます。